男に追いかけさせよう

引く手数多なお金持ちのイイ男というのは、基本的に「自分は追いかけられて当たり前」だと思っている。

飲みに行けばモテモテ、名刺を渡せば誰もが目を丸くして態度を豹変させる。財産目当てにすり寄ってくる女性や「お食事に連れてってくださ~い」と、媚びて寄ってくる女性たちには、飽き飽きしているものなのです。

さらにいうと、学生のころはまったくの非モテだったのに、稼ぐようになったとたんに、突然変異でモテ始めた男性は、寄ってくる女性に猜疑心を抱いていることさえあります。「この女も、俺の金が目的なのか……(ため息)」って具合にね。

お金がある男性は、財産目当てにすり寄ってくる女性を相手にデートやセックスをすることはあるでしょう。何しろお手軽ですから。でも結婚相手には選ばない。

じやあ、彼らはどこでどうやって結婚相手を見つけるのか?

自分で探し、見極め、追いかけてつかまえるんです。

で、これをいい換えれば「いい男性には追いかけてもらえないと、結婚の対象にはなれない」ということ!

たとえば、フェラーリを乗り回している男性に、「フェラーリは乗り心地が好きじゃないから、ペンツがいい~」っていってみたり、「何が食べたい?」つて聞かれて、「つけ麺」と答えてみたり。

ちょっと信じられないかもしれないけど、彼らの気を引くには媚びをまき散らしながらべ夕べ夕くっつくより、彼らのプライドを傷つけるかつけないかスレスレの生意気をいい放つくらいがちょうどいい。相手が予想もできない言葉を投げかけたほうが、印象に残るからです。

ちなみに、これは私の経験談ですが、フェラーリ君には結婚を前提に交際を申しこまれたし、おいしいつけ麺屋さんを教えてあげた男は、今の夫です。

大胆すぎる言動は思いつ切リスベることもあるだろうし、ヘンな子扱いされることもある。だけど、「嫌われたらもう会わなければいいだけ」と軽く考える私には、フラれても軽くスルーするだけの覚悟がありました。